誰かの恋人なら


何度も凝視する
世界一素敵に思えたものがある日まったく
違って見える
それは十七歳
風の強い春の日
思わず息を飲んだ

だけど
大丈夫
誰かの恋人なら
全部ありえることさ










2002年4月10日

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