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原発事故発生すぐに描かれたマンガ。
他人ちゃんもアベくんも非常に混乱してます。
混乱したまま、ツイッターでつぶやきたいままにつぶやいてます。
相手の返答など、ほとんどそっちのけになってます。
描いている私の混乱そのままです。
(;^_^ A
えー、で。
3月11日に、福島で原発事故が起きました。
アベ君や他人ちゃんは即座に「これはただならぬ事態だ」と正しく直感し、その事故について、わけてもとくに放射能や原発の危険性について、ネットなどから情報を集めました。その結果、知り得たさまざまな内容というものがあるわけです。
そして、その内容から暗示される---もしくは明示される世界---というものに思いをはせたとき、彼らは、自分たちが自分たちの「人生の成り立ちそのものを呪うことになるのだろうか?」という自問をせざるを得ないところに立たされたのです。
特に他人ちゃんは、もともと、自分が自分の人生を呪うことになるのではないかと、それをずっと恐れていたふしのある子でしたから、だから、弟くんのふるまいがとびきり恐ろしく感じられるのです。
他人ちゃんの弟くんはというと、これはたぶんですが、部屋に引きこもりながら、のびのびと思いっきり、自分の人生の成り立ち全部を呪うことにしたようです。
もちろん、彼には、呪う資格があります。
きっと、その呪いは、時間の経過とともに、さらに強烈に、肉体的な激痛を伴ったものになっていくのでしょう。
2011年9月3日
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