……聞こえた?
どうやら朝が来たらしい
ミルクコーヒーのような顔つきをして
あがったり、さがったり する
誰の陰謀なのだ?
肝心なのは
君だけが人々から無視されている現実
なんだって!
そんなの
わたしは知らない でも
わたしのために何でも作ってよ
手に入るものを しっかり 見る
のだ
かんたんだろ?
我々のやりかたで訊ねるたび
閉めきった部屋では
永遠に風がやんだ
感じ
だった
屋外では
まったく関係のない 見えない木々が
すっかり葉を落とし
さらに見えない
まさしくそんな感じ
だったのだ
2002年2月23日
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