強風に飛びすさって何かが足りなくなる




強風に飛びすさって何かが足りなくなる
がたごと走るマイクロバスなどひとたまりもないことはわかっていたので
くちばしを落としたヒバリのようにそんな心配をする
未確認の何かをバスが路上で踏みつけるたびに
道順を永遠に間違えてしまったような、そんな気分になるのだ






2003年4月9日

ポエムマンガに戻る/ホームに戻る