高山智津子先生と溝江玲子の新春ラジオ対談が2時間!
(2006年1月3日放送)

「そうだ、溝江さんにも言っておこう。溝江さん、年末年始の6日間は、特別番組を放送するんですよ」
と、ディレクターの金千秋(キムチアキ)さんがおっしゃいました。『おかげさまです、ももっちおばちゃんのラジオお昼便』を収録後のことです。
ご存じないかたに説明しますと、私はこの5月から『FMわいわい』というラジオ放送局で『おかげさまです、ももっちおばちゃんのラジオお昼便』という毎週水曜日のトーク番組をもっております。
「へえ、紅白歌合戦とか行く年来る年みたいなやつですか?」
と、の金千秋さんのお言葉を他人事のように受け止める私。年末年始はどの放送局も通常のタイムテーブルでなく特別時間枠になるものだったのだなあと、思い至った私。
「何かよい企画があれば出して下さいね」
「は?」
「は?じゃないですよ、特別番組の企画ですよ。なにか面白い企画があれば、出して下さい。検討の上、面白いとなれば、採用させていただきますので」
企画は、1時間の予定で出して欲しいということでした。
おお! 年始の特別番組のお声がかかっていたことにようやく気づいた私。
私はさっそく、高山智津子先生と絵本と児童文学についての対談をするという企画を上げました。高山智津子先生は、うちの「絵本工房」のなかでもたびたびご登場いただいていて馴染みの方もあると思いますが、特に赤ちゃん絵本を研究している先生です。赤ちゃん絵本は今でこそブームの感がありますが、十数年前から「赤ちゃん絵本」の大切さを話されていました。
「読み聞かせ」という言葉も、今では誰でも大切なことを認めておりますが、「読み聞かせの実践」もずっと続けておられました。小学校の先生をしておられるときに、「読み聞かせの大切さ」に気がついて実践を続けられたのです。
また、高山智津子先生の講演の面白さには定評があります。
この企画、通って欲しい!と思っていましたら、金千秋さんも高山先生のお名前をご存じで、また先生が放送局のある神戸にお住まいだということもあり、企画はすんなり通ったのです。年始の1月3日放送ということになりました。
「先生のご都合は、どうかしら?」
先生に伺ったところ空いている日があり、さっそく喫茶店で待ち合わせ&打ち合わせをして、『FMわいわい』にご一緒しました。
高山先生も私もノリノリで収録いたしました。
「溝江さん、収録が始まった途端に声が変わって、小娘みたいな調子にびっくりよ〜」
と高山先生。
すみません、化けるのは昔から得意です。
元気だけは10人前の私と高山先生、あわせて20人前のお相手をしていただいた金千秋さんも大変だったでしょうが、これまたノリノリ。
楽しくておかしくて元気いっぱいの新春番組になったと思いますよ。
収録後、金千秋さんから連絡がありまして、あんまり面白いので1時間番組の予定を急きょ2時間番組に変更したとのこと。
ピース!
編集で切り捨てられる部分が少なくなり、こゆい中身をそのままに放送いたします!
収録もすらすらと終わり、後は放送を待つばかりです。

さあ、告知です!

番組タイトル 
☆ 絵本でふくらむ あなたの心 ☆
2006年1月3日火曜日、PM12:00〜PM1:55

「FMわいわい」 77,8MHZ
ネットからだと世界中から聴くことができます。
FMわいわいは、こちらからどうぞ!
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=21

http://www.tcc117.org/fmyy/

1時間半(対談)+後半音楽、という構成です。

「FMわいわい」は、
どのような放送局かといいいますと、阪神淡路大震災のときに日本人以外は情報が伝わらずに大変だったというところから、多言語放送が必要だと痛感して始ったのが歴史です。
この放送はネットからですと、世界中で聴くことができます。
ステキなラジオ局、私の番組ともども、どうかごひいきに。

 



2005年12月24日  溝江玲子


玲子のプロフィール

溝江玲子 山羊座で12月27日と暮れも押し詰まった大変忙しい時期に生まれました。
昭和12年、旧満州国奉天に生まれて、上海に育ち、終戦後に大連から引き揚げてきました。もう、戦争はこりごりです。
職業はと聞かれると、答えがいく通りもでてきます。一番格好よく答えると、作家かな。それから、7年前立ち上げた遊絲社(ゆうししゃ)という出版社の代表です。
趣味は読書とお絵描き、素材のページのキャラクターの原画も描いています。
へこんだときに呟く言葉は「人間 万事 塞翁が馬」。これで、幾多の試練を乗りきってきたのです。

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