いろは猫の国(ら)

らがーきゃっと【rugger cat】
ラグビーの起源は、1823年、英国のW=エリスがサッカーのルールを無視、ボールをかかえてゴールに走りこんだプレーであるという説がある。が、もちろん、ラグビーを発明したのは、W=エリスなる者ではなく、まぎれもなく猫たちである。
西暦2年、猫たちが15匹ずつ2組のチームに別れて、ねずみ取り競争をはじめたのがラグビーの起源であるというのは、おそらく真実である。
時の流れとともに、ねずみはボロ切れの詰まった革袋になり、ハンティングは球技となった。1823年(人間がようやくラグビーに目覚めた年だが)、一匹のママレード色の猫が、ボールを楕円形にするとボールの転がりが不規則になり、興奮で前後不覚になるほどに楽しいことを発見した。
ラグビーをプレイする猫は、ラガーキャットと呼ばれ、猫たちの尊敬を得る。今日も猫たちは、激しい密集戦を原っぱで楽しんでいる。




2004年4月17日

ポエムまんがトップに戻る / ホームに戻る