そーだすいのあわねこ【ソーダ水のあわ猫】
海面に陽が落ちる瞬間に、一瞬、緑色の光線を見ることができる人がいるという。
しかしそれよりもさらに珍しいのは、その緑色の光線の中で、メロンソーダ色をした泡状の猫が、船の周りではじけている瞬間に出くわすことだ。
ソーダ水のあわ猫を見つけることができれば、その人の願いごとは一生何でもかなうのだとされる。海の男達にとっては、雄の三毛猫以上の海の守り神と珍重された。
ちなみに、この写真にはソーダ水のあわ猫が二匹写っているのだという。目をこらして眺めるのだが、私には何も見えないのであります。
***写真提供:猫スポ1984年4月1日掲載写真より転載***