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「千と千尋の神隠し」をフランス語で鑑賞いたせば(2002.9.3)

 新型パソコンpowerMacG4とモニターがやってきて、喜び浮かれる純。
 なんとなれば、この組み合わせで、買い置きしてあった「千と千尋の神隠し」DVD版を鑑賞できるのであります。
  (*^▽^*)。
 4台ある我が家のMacintoshは全てCD-ROMしかついていないのであります。
 DVD鑑賞できんのよね。(^-^;A
 プレステ2でも買おうかどうしようか悩んでいたんですが、ゲームははっきり言って苦手だし、DVDのメディアを買ったものの再生器材がないままに今日まできておったのでした。
 さて、「千と千尋の神隠し」DVDですが、オプションとして、フランス語吹き替え版がついてました。
 日本映画をわざわざどうしてフランス語で鑑賞せねばならないのだ、と思うでしょうが、さにあらず。
 みなさん、このフランス語の吹き替え版がけっこういけたのですよ。
 10歳の女の子の千尋の声が、いたいけで、ぐっとくるです。
 日本語版よりも千尋の年齢が低く設定されているのかなあ?
 とにかく、これは思わぬ収穫だった(笑)。
「ぱぱ〜!っまま〜!」って両親を呼ぶときの声に、ほろっとしてしまう。
「千と千尋の神隠し」DVD版を持っている人は、ぜひお確かめ下さい。






*大きなモニターを買いました。*
(2002.9.2)

とうとうモニターを買いました。
やったー!これで、G4が動くぞー。(*'‐'*)
CRTの22インチ。
DTPやるなら大きい画面、と、ちょいと奮発しました。
しかし、モニターも安くなったものですねえ。
CRTとはいえ、22インチで、8万円を切っていたよ。
15インチのモニターで見開きページを作る苦行とも、もうおさらば。
これでゲームすると楽しいだろうなあ……、などと言うと怒られる。(^-^;A
『アリスインナイトメア』というゲームを買ってあるんだけれど、これも最初の部分だけ遊んで、あとはパッケージを眺めて楽しむことになりそうです。
さて。
G4は、ハードディスクを増設し、片方にOS9、片方にOSXをインストールしました。
もちろん、メインはOS9。
OSXは冷やかしようです。
いやあ。
OSXはひどいです。使えば使うほど、身体を悪くします。
これがテクノストレスというやつか。
Macユーザーにはテクノストレスと無縁だと思っていましたが、それもこれにてジ・エンド。
いま自分がどこに立っているかわからない、迷路状態の階層構造。ウインドウの中身がころころ入れ替わるという絶望的操作感が泣かせるシングルウインドウモードなどなどストレスの原因となるような仕様でいっぱい。絶句的、脱力系機能が満載のOSです。
インターネットでネットサーフィンするとか、メールを書くとか、CDを聴くとか、そういうことよりもう少し複雑なことを使用とすると、途端に使えなくなる。
ファイルはどこに行ったかわかんなくなるし、ウインドウの中身がころころ入れ替わるから、階層と自分の位置関係も簡単に見失う。
使ってて、面白いくらい頭に来ます(笑)。(^-^;A
Macというものがこの世に存在しないならこういうものを作るのも仕方がないけれど、素晴らしい前例がありながら、どうしてこうなるかねえ。
そういえば、起動時のハッピーマックアイコンがMac OS X 10.2 "Jaguar"からなくなったです。
にこっと笑っているあれね。
ハッピーマック撲滅はジョブズのたっての願いだったとか。
この人、アップルのCEOしているくせに、きっとMacが憎いんだろうなあ……。
さて。
しかし、G4のパワーは素晴らしいです。
アドビのIllustratorがさくさく動きます。
InDesignもさくさくと動きます。
本当にこれには感動しました。
今まで、Illustratorのファイル保存に3分以上かけていたのが、G4だと本当に一瞬なんです。
しあわせだー(笑)。(*'‐'*)

あ、長野県知事の田中康夫氏が、再選をはたしましたね。
嬉しいニュースです。
一時期、マスコミも田中康夫さんをバッシングしていたけれど、あまりの人気にトーンダウンしたのが愉快でしたね。
痛快と言っても良いような気分。
ふと、どこかの雑誌で、「民主主義ファシズム」とか批判してたのを思い出した。
ん?「民主主義ファシズム」ってなんだろう?
ファシズムといえば、現東京知事のことでしょう。
極端に右傾化しているアメリカでさえ、例の東京知事の極右ぶりには警戒心をあらわにしておるというに。
まあ、右傾化についてアメリカにあーだこーだ言う資格があるとも思えんですが。







*痙攣的powerMacG4購入記(ラスト・オブ・MacOS〜悲壮編)*(2002.8.7)

 とうとう、powerMacG4を買ってしまいました。
 お金ないのに。
 (^-^;A
 しかも、パソコン本体は買ったものの、モニターまで手が出なかったため、このままじゃあ憧れのG4もただの箱。
 やっちまった。(;゚;Д;゚;)
 ハイパー奥様*みたいな有り様だ。
 どうしてこういうことになってしまったのか。
 実は、次期バージョンのMacが発表されて(もう近々発表されるはずなのだ)、値が下がったところを購入するつもりだったのです。
 ところが、次期バージョンから、古いMacOS出の起動をサポートしなくなるらしい、といううわさが出た途端、各ショップで在庫切れが続出(らしい)。
 みんな、古いOSをサポートしなくなるといううわさにあわくったんだと思いますよ。
 仕事でMacを使っている人、特に編集とか印刷関係で使っている人は、古いMacOSが動かないと商売上がったりなのが現状ですから。
 あわてて買いに走ったのではないでしょうか?
 私どもも一応、出版関係の仕事をしていることになっておりますから、こりはまじいと。
 古いMacが動く最後のマシーンを何とか手に入れねばと、そういうことだったのです。
 Macを愛し、パーソナルコンピューターのパーソナルの部分に永遠にこだわり続けたい私のけなげな姿。自分で自分が哀れでなりません。( iдi )
 ふ〜む。
 今度発表される新型Macでも、古いMacOSを起動OSにはできなくても、エミュレーターとしては動かすことが出来るらしいのですが……。
 おいおい、おいー、やる気あるのかよー、アップル〜。(−_−”)
 なんつうアホウなやり方だろう。
 何が悲しくて、MacマシンでMacをエミュレートせねばならんのじゃ。
 ジョ○ズ、ハリセンでばっし!と、しばいてやりたい。
 (;^-^ゞ
 最新のMacOSに対する私の激怒りぶりはこの日記でもこれまで何度か公表させいただいておりますから、この衝動的かつ発作的行動も、皆さまならご理解いただけることと存じております。(^-^;A
 ……しっかし。
 これでうわさがデマだった日には、私はどうしたら良いんだろう。
 (TT; )( ;TT)
 ええい、とにかくG4を買ってしもうたんですじゃ!
 やってしまったものは仕方がない。Illustrator10もInDesign2もPainter7も、さくさく動いてくれるのではないでしょうか。……前向きに考えないと。
 モニターがないとどうしようもないけれど。(^-^;A
 あ、カエルコンピューターちゃんたち(iMac266ライム等)も、これからも現役で頑張ってもらいますからね。
 もちろん。 (*^▽^*)
 ……こうしてご機嫌とっておかないと、すねて爆弾を出されたら大変だ。
 私もけっこう毎日、気を使って生きているのよ。(^-^;A


 *「ハイパー奥様」=MacFan誌で連載されている後藤ユタカ氏のマンガ。Mac製品を衝動買いして、生活に困る奥様の日々……。







*あの首相は8月6日にも広島にやって来ないそーです*(2002.8.5)

 今年もまた8月6日がやって来ます。
 広島に、原子力爆弾が投下された日。
 あの人気の首相は、8月6日にも広島にやって来ないそうですね。
 靖国には、アジア諸国から散々に言われても参拝するのになあ。
 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜
  学校の図書館で、純がある中学校生徒達の被爆絶滅記を読んだのは、小学五年生の時だったです。
 あれはなんというタイトルの本だったろう。
 内容は鮮明に覚えているのに、タイトルが思い出せない。
 勤労奉仕に出かけて被爆した生徒達と教員が、即死から始まって、ある者は避難途中に行き倒れ、ある者は消息が不明になり、何とかお母さんのところにたどり着いた子たちすら、やがて死んでいったその全記録でした。
 本当に恐ろしい本でした。
 しかしね、例えばこの絶滅記とか、はだしのゲンとか、被爆者の体験記とか、そういうのを読むと震え上がるくせに、死者・行方不明者20万人超という数字は、ただの数字でしかないのね。
 20万人、そりゃ凄いや、ということでしかない。
 人間の想像力の、それが限界なのでしょう。
 だからこそね、本当に気をつけてなければいけないと思うのね。
 いま日本では、非核三原則を見直そうとか、気にくわん国に対して戦争ふっかけてもそれは国土防衛ということにする法案とか、戦争反対とか言ったらそれは犯罪ということにしようという法案とか(マジかよ……)、そういう話がいっぱいでていてます。
 信じられないような話ですが、本当なんです。
 つーか、どうしてみんな、こういう話が出てるのに騒がないんだろう?
 実際に戦争しなくても、日本が世界に対して武力をちらつかせる外交をして、その政策に協力しなければ牢屋行きになるかもしれないという話も、ただのニュースにでしかなくなってしまってるのかな。
 それがいったいどういう世界なのか、想像力を働かせるのは、実はけっこう難しいことなのだと、純は思います。
 人間は人間を買いかぶりすぎなのね、きっと。
 中近東や朝鮮半島に日本軍が出かけていって、さて、どういう数字がはじき出されるんだろう?
 すっごいのが、アメリカのブッシュ大統領が開発を命じている、「使える核兵器」
 被害範囲を限定できる核兵器ということらしい……。
 核兵器は廃絶しようという話にならないのかよ。
 宇宙広しと言えども、人間ほどバッカな生き方をしている生物はちょっといないんじゃないだろうか?
 ……私はすぐこうやって、感傷的になってしまうのがいけないところだとは思いますが、しかし、感傷的にもなるで。
 ともかく。
 純は、戦争では、死にたくないなあ。
 ミサイルやら、爆弾やら、砲弾やら、そういうのでだけは死にたくないです。
 したがって、世界からこういう兵器が完全に無くなるのがよいと、子供みたいなことをせつに願っております。
 他国から攻められたらどうするかって?
 侵略されてつぶれればいいじゃない(笑)。
 でも、実際にはそんなことにはならないですよ。
 現代は21世紀ですよ。60年代のSF小説を読んだら、地球人は宇宙人とコンタクトとって、地球連邦が出来て、イルカとおしゃべりしてるはずだったのよ。
 ところが、戦争してテロして飢えで子供たちが死んで、地球温暖化して、砂漠化して、オゾン層に穴が開いて。
 しっかりろよ、人類!





*「遊絲社」ホームページの除幕式・の広告*(2002.8.1)

 えー、おたちあい。
 みんな、聞いてちょ。
 このたび、我が「遊絲社」のホームページが出来ました。
 (*^▽^*)
「えっ、じゃあこの絵本工房ってなに?」
とおっしゃられる方もいらっしゃるでしょうね。
 みなさんが今お立ち寄り中の「絵本工房」は、実は出版社「遊絲社」の児童書コーナー店、姉妹ページみたいなものだったのです。
 ガガーン。
 衝撃の新事実が明らかに!(^-^;A
「遊絲社」は、オリジナル絵本だけを扱っているわけではなかったのでありました。
 けっこう知られていない事実ですが、実は当の「遊絲社」社員どもも、よく知らなかったりして。(^-^;A。
 さっそく、みんなして「遊絲社」ホームページへレッツゴー!
 アドレスは、こちらです。
 http:www//yuubook.com/center/
 とまあ、それはあとからつけた理屈で、真実はと申しますと、「絵本工房」ホームページの立ち上げ当時、小さな三ちゃん出版社の「遊絲社」には、大人本のためのホームページを持つ理由が見当たらなかったと。それが本当のところであります。……どうでもいいけれど、大人本って淫猥な響きだなあ。……考えすぎか。
 てなわけで。
 芋みたいに、子のあとに親が出来てしまいました。(^-^;A
 産声を上げた「遊絲社」ホームページ、子の「絵本工房」ともども、これからも末長くおつきあいのほど、よろしくお願い申し上げます。





*「神戸在住」が日本漫画協会賞の新人賞を受賞(過去編)*(2002.7.31)

 木村紺センセーのマンガ「神戸在住」が、神戸在住の第31回日本漫画家協会賞の新人賞を受賞なさっていたそうです。
 5月7日に。
 あららファンのつもりなのに、今までなーんも知らんかった。(^-^;A
 やーしかし、いちファンとしては、なんとも嬉しいものです。
 ちなみに、大賞はさいとうたかおセンセーの「ゴルゴ13」だそうです。
 へーえ……。
 いっそのこと「神戸在住」に大賞あげても良かったんじゃあないの、と、そういうこと私ボソッと言ったりしますが、ファンのたわ言ということにして聞き流して下さい。(;^_^ A
 さらに……。
 か○ぐちか○じセンセーなんかが大賞とったりするよりは良いか、なんて、過激なことも言ったりします。
 みなさん、聞き流しましょう。(^-^;A
 ……いやあ、どこかで講談社漫画賞を(三度も!)受賞なさったという話を聞いて、仰天したことがあるので……。
 そのときは、少女まんが部門(だったかな?)で「フルーツバスケット」の高屋奈月センセーが賞をとってらっしゃったのが嬉しかったなあ。
 ほんと、私って、マンガばっかり読んでるよなあ。(^-^;A
 体力が落ちると、活字読むのがつらくて。
 そういうこと、ないですか?
 眼が活字を追おうとしても、脳みそにちゃんと入力されないんですよね。
 やっぱ、体力だわ、スタミナだわ〜。人生身体が基本だわ〜。





*クヴィエタ=パツォウスカーVS日本の折り紙*(2002.7.22)

 クヴィエタ=パツォウスカーというチェコのアーティストの作った「紙の町のおはなし」という絵本を読む。
 世界的にも有名なアーティストらしいのですが、みなさん、知ってますか?
 パツォウスカーなんて、舌を噛みそうな名前ですよね、到底そらで覚えられる名前じゃない。 f ^ ^ *)
 ディフォルメされた独特の造形に、じっとこちらを見つめているむき出しの巨大な瞳、強烈な赤の使い方……、純は確かに、この人の絵はどこかで見たことがあります。
 月刊MOE誌上だったかな。
 とにかく、白地のキャンバスに思いっきり落とした鮮烈な原色と、まつげの長い巨大な瞳が特徴で、一度見たらちょっと忘れられない画風の作家さんです。
 さて。絵本のお話は、夢の中でピンクの髪をした女の子が、写真に撮られた様々な工作物の中をさまようという内容でした。
 工作物というのは、板や紙にパツォウスカーがそれぞれ色を落とし、それを切り貼りして作ったオブジェですね。
 写真からは大きさはわかりませんが、それほど巨大なものではないのではないと思われます。
 私の絵本についての感想というと、う〜ん、写真と撮るやり方にもうちょっと工夫というか、踏みとどまってじっくりいくべきでなかったかなあ、という印象です。
 例えば、オブジェの写真を撮る際のライティングなんかは、もっと陰影をはっきりさせたほうが良かったのではというふうに思ってしまったし、映像の被写界深度があいまいで、立体の一部が不快なボケ方になってしまっていると、まあ、そんなふうに感じたのですが。
 パツォウスカーの絵には、基本的に奥行きというものが存在していないので(というほどこの人の絵を知っているわけではないのですが)、オブジェの写真を使って絵本を作るかぎりは、立体感というものをもう少し意識しても良かったのでは、なんて、考えました。
 と、横から弟が顔を出してきて、
「パツォウスカーも勉強が足らないなあ」
 ですと。
 (^-^;A どしー……。
「この程度のオブジェでは、驚かないよ、正直言って。パツォウスカーは、日本の折り紙を見たことが無いんだよ、きっと。日本の伝承折り紙、並びに創作折り紙は、こんなもんじゃないからね」
 おおー……。辛辣な口調は別にして、私、はっとしました。
 弟よ、アンタ、目のつけ所が良いよ。
 それ、おもしろい!
 日本の折り紙の完成度、息を飲むほどの緻密性、芸術性、絵本作家がこれに注目しないのはなぜだろう?
 言われてみれば、不思議だ。
 すべてではないけれど、日本の折り紙作品のいくつかは、完全に純然にアートと呼べるでありましょう。
 深い深い感銘を覚えることの出来るアート。
 純自身は、折り鶴くらいしか折れないけれども。(^-^;A
 しかし、伝承折り紙の基本中の基本である折り鶴だって、ばかにできないよ、凄いよ。
 鶴という鳥のデフォルメの仕方、特に首と羽根の部分の表現の繊細さ!正方形の紙をいっさい切り貼りせず、折るという行為だけで、あれだけのことをなしてしまうことの驚き。
 ねえ?
 創作折り紙をつかった絵本もありえるのではないか、そんなことを感じた純です。





*サッドマックがやって来た*(2002.7.19)

 またひとつ、私の輝かしい(?)Mac人生に最新の記念日が刻まれました。
 しかしそれは、Macの個人体験におけるもっとも悲しむべき記念日……。
 そー、Macユーザーの方々ならもうおわかりですね。
 昨夜、純は、生サッドマックに遭遇してしまったのです。
 C= ( ̄ー ̄;;)ガビーン……。
 Macをご存じない方々に少し説明しますと、Macは起動ボタンを押すとまず最初に、ちっちゃなコンピューターがニコッと笑っている「ハッピーマック」という名のアイコンが最初に出てきます。
 これが通常の起動画面。
 問題なく起動してますよー、という最初の合図ですね。
 ところが、修復不可能なほどの深刻なクラッシュにみまわれた時には、にこっと笑っているはずのアイコンが眼を×印にし、口を「もうだめだ」と言わんばかりにヘの字に曲げ死んでしまうのです。
 これが恐怖の「サッドマック」
 サッドマックは、このMacちゃんのシステムが昏睡状態……もしくは完全に死んでいるという悲しいサインなのです。
 ( iдi ) ハウー
 お亡くなりになったのは、最近うちの子になったパフォーマちゃん。
 ニューヨークエキスポの翌日に倒れるとは、何かの暗示だろうか。
 近ごろのMacは昏睡状態に陥っても、例えばうちのパフォーマちゃんみたいにサッドマックがでたりせず、ブー!という肝っ玉が縮み上がるような音を出してお亡くなりになるそうです。
 かわいげがないなあ。
 それに、最近のMacちゃんはお誕生日が来ても、お正月が来ても、お祝いしてくれないそうです。
 ん?
 知らない?
 実は昔のMacちゃんは、ユーザーの誕生日とか正月の日には、「おめでとう!」ってお祝いしてくれたのです。
 こういう遊び心、いつまでも大切にしてほしかったなあ。
 仮にも“パーソナル”コンピューターと自称するかぎりは、ね。
 お誕生日お祝い機能なんて、仕事するうえで必要な機能ではまったくないけれども、精神があるでしょ、精神が。
 パーソナルコンピューターであろうとする気概が感じられるでしょ?
 昔のMacシステムが定義する人間とは、コンピューターに接続される周辺機器などでは決してなかったのです。
 ……。
 また小言じじいみたいな論調になってしまった。
 しかし、このところ毎日そういう気分なのよ。
 何でもかんでも「安いがいちばん!」と、西田敏行の出演していたコマーシャルみたいなこと言う人が多いけれど、どうだかねえ……。
 安いというのは極めて強力な商品価値だ、くらいに言い直したほうが良いんじゃないかなあ。
 “安いのが一番”なんて、“安物買いのゼニ失い”とかそんなレベルじゃあなくて、もっと深刻なしっぺ返しを食らうような気がしないでもないです。
 とはいえ、最近のMacOSのがらの悪さが、メーカーの安売り合戦のせいとは思わないけれどね。
 うーん、長い小言で、ごめん。
 しかし、アップルに対する悪い印象、どうしてもぬぐえないんだなあ。
 あ、アップル社に対する印象は昔から悪かったデスか……。
 (^-^;A
 最近のアップル製品(特にOS)に対する、と言い直そう(我ながらまた過激なことを……)。
 がらが悪くなったというか、素性が怪しいというか、ニセというか。
 ま、話題を元に戻すと、今日はサッドマック記念日です。
 Macの最期を看取るのも、Macと私との関係性の中のある段階ですので、厳かに、そしてしめやかに、さよならしましょう。





*私が人間になる方法*(2002.7.15)

 牛乳を買いに近所のスーパーに出かけたところ、キリギリスの雌がうろうろ車道にとびだしているのを見つけました。
 おなかが大きかったので、身重さんだったのかもしれません。
 それで、卵を産むに適した場所を探して、こんな危険なところまで出てきてしまったのかも(季節的に、出産にはまだ早いかな)。
 何にせよ、このままじゃあ車に踏んづけられてそれきりなのは目に見えているので、捕まえて近くの草むらに放してやりました。
 きっとキリギリスの頭には、本当にちょっぴっとした脳みそしかついてないんですね。
 私が捕まえようとすると、逃げ惑って、コンクリートの壁にバチバチ頭を打ちつけ脳震盪でクラクラになってしまう。
 あほだ。
 台風一過、雨が上がりのアスファルトには、カエルやミミズが大量に車にひき殺され、日照りに干上がって死んでいます。
 雨が降るたび、毎度毎度かわりばえせずの大惨事。(^-^;A
 彼らは、雨の日には新しいフロンテェアを求めて旅立つように太古の昔にプログラミングされたまま、何ひとつ成長していないんですね。
 したがって彼らは、人間が作り出した新しい環境に順応できないまま、喜劇的な自殺行為を続けるわけです。
 暑い一日、おもてに水を蒔けば、何十匹というトンボが集まってきて水たまりに出産しようとします。
 こんなところに卵を産んだって、小一時間で干上がってお終いなのはそろそろわかっても良いころなのに、彼らは必死で卵を産み付けようとする。
 彼らには、本当に小さな脳みそしかついていない。
 彼らは助けを呼ぶことも、現状を訴えることも、祈ることさえ出来ない。
 私がしゃがんでキリギリスのことを救出しているあいだにも、平気でポイポイたばこの吸い殻を投げ捨てるドライバーの多いこと。
 自分の車の灰皿を洗うのがイヤなのかな?
 その投げ捨てた吸い殻が、赤ちゃんとかに当たったらどうするんだろう?(*'へ'*) ぷんぷん
 いちいちうるさいことを言うようだけれど。
 あまりにも想像力がなさ過ぎだと思う。
 キリギリスよりもでっかい脳みそ持っているから人間というわけじゃないと純は思う。
 私は、人間になる機会を持って生まれたのだと思ってる。
 キリギリスさんやミミズさんやトンボさんは、人間になるチャンスはないの。
 彼らにはプログラムされたこと以上の何も出来ないから。
 ハードディスクの容量的に、余分なことが出来なくなってる。
 しかし私は、もしかしたら、人間になれるかもしれない。
 人間的な行為により、ね。
 ……説教臭い話になってしまったなあ。(^-^;A
 ま、人間は考える葦だそうだから。





*「大和ごみ物語」の売れ行き好調・
そしてトルシエ元監督さんの帰国*
(2002.7.14)

 純がカバーデザインをしました奥谷和夫著の「大和ごみ物語〜国のまほろば奈良はいま〜も売れ行き好調で、嬉しいかぎりです。
 この勢いで、さっそく増刷といきたいところであります。
 みなさん、本屋に行って、どしどし注文して下さいね。 (*^▽^*)
 わざわざ買わなくても、図書館に取り寄せをして下さるのでも嬉しいですよ。
 図書館注文の場合も、我が遊絲社の売り上げになるのです。
 図書館で借りて読む。
 面白かったから、本屋で買ってまた読む。
 ね?(何が“ね”なんだか)。
 目指せ、ベストセラー♪
 ヽ( ̄▽ ̄)ノ

 話、変わって。
 今日、サッカー日本代表のトルシエ元監督さんが、成田空港からパリに帰ったそうです。
 さみしいなあ。(ρ_;)
 ワールドカップとともに、トルシエジャパンの冒険も終わっちゃたんだなあ。
 空港には、どこからかトルシエ元監督帰国の情報を聞いたサポーターが千人も集まって、お別れをしたとか。
 千人ですよ、千人!
 やっぱり、みんな、トルシエ監督のサッカーだ好きだったんだなあ。
 どこまで勝てるか、勝てたのかは別にして、攻撃的で、中盤の想像力を重要視するサッカーは、夢だった。
 その夢は、世界のサポータの共通の理想ですものね。
 トルシエ監督とともに歩んだ4年間は、幸福きわまりない4年間でした。
 あと4年もすれば、トルシエ監督のことがそんなに好きではなかったサポータの人たちもみんな「ああ、あの時は幸せだったなあ」と気づくことになると純は思っていたりします。
 日本のサッカーのために情熱のすべてを捧げてくれたトルシエ監督。
 純は、ワールドカップの初戦、ベルギー戦の前のミーティングでのトルシエ監督の言葉が忘れられません。
「自分のもてる力をすべて出しきろう。それでも負けるかもしれない。しかし、それは悲劇ではない。
 なぜなら、持てる力のすべてを出しきって負けるのはそれは相手が強いからだ。相手が自分たちよりも強いのは、なんら恥ではない。
 だから、力を出しきったとき、何ひとつ後悔することがない」
 まあ、そういう意味のことをおっしゃってました。
 試合前のミーティングって、絶対勝て!とか、おれたちは強い!とか、おれたちは勝つ!とか、そういうイメージとレーニング的なアホなことをいっているのかと思ってたら、なんて素敵なことをおっしゃっているんだろうと感動しました。
 ほら、バレーボールの代表試合なんかで、
「今や!最大集中や!」とか叫んだりする監督がいたりしたでしょう?
 言われなくたって集中してるって(相手も)、他にアドバイスはないのかいな。
(^-^;A
 まあ、この監督さんは可愛くて純は好きだったけれど。
 ただ、絶対勝つとか、絶対勝て!とか言うのはね。
 そんなの勝つときもあれば負けるときもあるって。
 
そもそも、絶対勝つなんて、それだったら試合する必要ないでしょ?
 ……勝つことだけが目的なのだったら、サッカーじゃなくてもジャンケンで良いでしょ?
 本当は当たり前のことなのに。
 結果よりも内容を評価するべきなのよ。
 そして、内容よりも何よりも大切な価値を持つもの。
 それは、持っている力を出しきること。
 人間放うっておけば、いつの間にか自然に結果ばかりを追いかけてしまうものだから。周囲が期待するのは(少なくてもこの現在の日本社会では)結果オンリーだから。
 だからこそ、ときおり言葉にして思い出したほうがいい、と、純は思います。
 力を出しきったとき、そのとき、何ひとつ後悔することがない。
 それは真実だし、幸福への鍵でもある、と思います。






*奥谷和夫著「大和ごみ物語」の装丁デザインをしました*(2002.7.13)

 シックハウス症候群に倒れた純。
 お医者さんに行って色々お薬をもらって飲んだらあら不思議。
 棍棒で純の顔を殴る百人の小人も今では三人くらいになり、痛みも引いてきました。
 さて、病気の話はこれくらいにして。
 遊絲社で、このたび新刊がでました。
 奥谷和夫著の「大和ごみ物語〜国のまほろば奈良はいま〜です。
 さーさー、みなさん、おたちあい。
 いま奈良県のあちこちの山々では、ごみの不法投棄、不法処理などが問題となっていておるのです。みなさん知らなかったでしょ?
 私も知らなかった。(^-^;A
 観光名所もたくさんあり、重要文化財の多い奈良県ですが、その実体はと申しますと、例えばごみ処理場近くの川の生きものたちの生殖異常がみられたり、ちょっと恐くなることがいっぱいなのです。
 巷でうわさのダイオキシンとか、たびかさなる山火事とか、事態は非常に悪質、そして深刻であるのです。
 そうした問題に長い間取り組んできた著者の体験を書いた本です。
 う〜ん、これは読まなきゃ!(笑)。
 そうそう。
 紹介が遅れましたが、著者の奥谷和夫さんは、「奈良ごみの会」副代表幹事さんで、山添村の村議さんをなさっておられます。
 奈良の問題だけではなく、全国各地を飛び回り、ごみ問題の解決のために頑張っていらっしゃるお方です。
 さて、純は、この本の装丁とか、そういう仕事をしました。
 表紙のデザインも私がやったのですよ。
 ( ̄^ ̄)えっへん
 風光明媚な古都奈良であること、しかるにごみ問題の本でもあることなど、クリアしなければならないテーマ、素材をブレンドするのに苦労しましたが、さて出来のほうはどうでしょうか?
 みなさん、本屋さんでどしどし「大和ごみ物語〜国のまほろば奈良はいま〜を手に取って、純の仕事ぶりを眺め、感心してみてください(笑)。
 (*^▽^*)
 そして、気に入ったら買ってくださいね。
 (^-^;A
 関西の大型書店では、難波と京都の旭屋書店、大阪と難波のジュンク堂、梅田の紀伊国屋、などなどで置いていますよ。






シックハウス症候群という百人の小人で顔がぼっこぼこ(2002.7.11)

 辛気臭い話で恐縮です。
 またまた新型の病気になって寝込んでおりました純です。
 今度の病気は、何と、新築のお家アレルギーという病気だそうです。
 我が遊絲社は、このたび社屋を新しく建て直したのですが、そこで使われた内装材とか接着剤とかがアレルギーの原因となるらしい。
 正しくは“シックハウス症候群”というらしいのですが。
 なんてうそっぽい病気だ、と思いました?
 いま私が適当に作ったような病気ですが、本当なんです。
 しっかし、つくづく世の中いろんな病気があるなあ。
 世界に広く分布するさまざまな病をいちいち身をもって体験しつづける純でございます。
 身が持たんよ。
 (^-^;A

 6月31日;;;;( ;iдi )
 ……新築の、おトイレを覗いたのが始まりでした。
 ウォシュレットなんだもん、ちっと、触ってみたいじゃないですか。(^-^;A
 そしたら水が出るので、引っ越し前ながら、スッキリさせていただいたのです。
 幸せを噛みしめつつ排泄する純。
 しかし、これがイカンかった。
 ツタンカーメンの呪いか、はたまた悪魔の住む家か。
 トイレから出た途端、、鼻血がエイリアンのよだれみたいに吹き出し始めたのです。
 テッシュで鼻を押さえるそばからテッシュが血でひたひたになってしまうようなありさま。なんちゅうすさまじさ。
 テッシュなどといわず、いっそのこと布に浸したらエビ茶色の鮮血染ができるのでは……などと冗談を言っている場合ではない。
 ひじを伝い流れる赤い血潮。
 もったいない、もったいない、これはおれの血だぞ、誰にもやるもんか。
 家族の者たちに、鼻血が止まらない、これは普通ではないと訴えましたが、どうしたことかどいつもこいつも
「ふ〜ん」
とつれない態度。
 純は普段からあれこれ派手っちい病気をするので、すでに一種の狼少年状態で、鼻血ごときでは誰も見向きもしてくれない。
 そうこうしているうち次の呪いにより、鼻を中心に、顔がみるみる腫れ始めました。
 百人もの小人がですね、棍棒をもってドンドコドンドコと顔を殴っているみたいに顔が腫れて、痛いの。
 顔の周りを取り囲む小人を想像して震え上がる純。
 小人達は微妙に視点が定まらず、不気味に無表情なまま、ひたすら純の顔をどんどこ叩き続けるのだ。
 くわっ!悪の妖精が小人達を魔法の縦笛で操っているのだ、早く指輪を取り戻さねば!!……騒いでみるものの誰も聞いていないよ。(^-^;A
「痛いよー、鼻血が止まらんよー」
と私。
 だんだん悲しい気持ちになって、声も情けなさ気なひもじそうなモノになる。
「どんなふうに痛いん?」
「百人の小人が顔をどんどこ殴ってるみたいな感じ」
「アホが……」
 あー、訴え方がいまいちシリアスでないがために誰も本気にしてくれない。
 何時間たっても鼻血が止まらない。
 これは、本気でまずいのではと青ざめる純。
 血が無くなってるのでほっといても青ざめている……。
 仕方がないので、部屋中に鼻血を拭いたティッシュを蒔いておくという新たな作戦に出た純。
「どわー、なんちゅう出血量!大丈夫かー!」
!Σ( ̄□ ̄;)
 家族の者どもの驚くこと。……遅いわ。
 ぐふふ、だがしかし、スプラッタの威力をみたか。
 これだけ見事に驚いてくれると、なぜか嬉しい。
 しかも当方、ケチャップは一滴も使っておりません、100%ピュアブラッドであります。
 その後は、純の使命も果たし終わり、ド貧血と高熱にうなされる日々が続いたのであります。
 殺されるか思た。
 いまは熱も下がり、顔の腫れも外見にはほとんどわからないくらいに引きました。
 ご安心ください。

 だが、もうひとつ。
 肝心かなめのこのお家。
 私、入れないのかね?
 このまま一生?
 ウォシュレットを目の前にして?
 ムキー!






現在新しい病気中です(2002.7.6)

  純でふ。久しぶりの日記更新です。(^-^;A
 いえ実は、ただいまのところ純は新しい病気にふせっておりまして、寝込んでいる最中なのです。
 ずっと39度近くの熱があって、ハナジがどぼどぼと出てとまらなかったのですよ。
 (;´・`)> ふぅ
 いまはちょっと落ち着いて、熱も37度台かなあ。
 あー。
 というわけで、けっこうふらふらしながら書いてます。

 そーそー、長野の田中知事の不信任案が可決されたそうです。
 結局ダムは建てられることになるんでしょうね。
 ……。
 私が病気で寝ているあいだにも、世界情勢はどんどん悪くなる。
 郵政法案は可決されるしな。
「なんだ結局、何も変わらなかったじゃないか」
 そう言う人も多いでしょうね。
 たしかにそう。
 でも、やってみただけでもましだとも思う。
 少なくとも、子供たちにいいわけくらいはできるようになるでしょう。
「私たちはやるだけやってみたのだよ」
って。

 ごほごほ。
 ……疲れたのでもう寝ます。






赤ちゃんの匂いを嗅ぎつける(2002.6.23)

 アオガエルコンピューターが臨死体験ののち、現世に戻ってきたと思ったら、私の体調が悪くなってきました。(^-^;A
 身体の調子が悪いせいなのかどうかはわからないのだけれど、ご飯を食べてぼーっとしているとき、突然に人間の赤ちゃんの匂いがしてきて、びっくりしました。
 それは、確かに赤ちゃんの匂いで、頭のてっぺんの特有の匂い、口元の匂い、とうとうウンチのまで、次々と匂いがしてくるのです。
 全部、赤ちゃんの匂い、なのは間違いありませんでした。
 これはどうしたことだろう?
 この匂いは、どこから来るのでしょうか?
 私は、自分の赤ちゃんを持ったことはないし、赤ちゃんを育てたこともないのに、このリアルな匂いはなんだろう?
 そもそも、どうして私は、この匂いが赤ちゃんの匂いだとわかるんだろう?
 5才離れた弟の、赤ちゃんのときの匂いでしょうか?
 それとも、
脳溢血の前触れとかそういうのでしょうか?(^-^;A
 ほら、脳溢血の前って、何かが焦げたような匂いがするって言うじゃない?
 や、やだなあ。
 これ以上、もう病気はイヤだよ。( iдi ) ハウー
 くんくん。
 もう匂い、しなくなった。
 匂い、しないな……。
 あー。
 なんか、せつないや。
 何かを失ったような軽い失望。
 ……これは喪失感ではなくて、自己不全感だな。
 何かを失ったわけではないもん。
 む。
 赤ちゃんを抱いたことがないというのも、せつなくなろうとすれば、せつなくなれるなー。
 せっかくだから、せつなくなってみよう。(*'‐'*)
 突然どこからともなく赤ちゃんの匂いがしてくるなんて、ファンタジーのプロローグとしては悪くないもんね。
 匂いはすれども声はなし。
 悪くないぞ。
 素晴らしくなる可能性も十分ある気がする。
 私は私の脳みそのやることに、ひたすら期待するしかない状況なのだから。
 脳みそのやることは、楽しいよ。(*'‐'*)






アオガエルコンピューター怒濤復活の怪(シシ神よ出でよオカルト編)
(2002.6.22)

 うちのアオガエルちゃん(WEB関係主力機iMac333MHZ)が起動もしなくなった悪夢の夜が明けて。
 朝一番に、おそるおそる起動を再度試みてみました。
 パワーオンキーをポッチと押してみます。
 ……だめだ。
 死んでる。
 (T_T)
 一晩寝たら治っているかと一縷の望みにかけたてみたけれど、だめだった。
 ……くおおっ。
 Mac大好き人間の名にかけて、原因を究明せねばならぬ。
 黙して座り、両手の人さし指で頭に触れる/( ̄个 ̄)ヽと、どこからともなく木魚のリズムが、ポクポクポク。
 チーン!
「一休!」「一休!」「一休!」
「……あわてない、あわてない、ひと休み♪ひと休み♪」
 などと遊んでいる場合ではない。
 ……。
 思い返せば、雑誌の新型iMac懸賞募集の応募はがきを書き終わってすぐの惨事だった。
 ム!
 わかったぞ!
 これは呪いだ、じゃなくて恨みだ。( iдi ) ハウー
 アオガエルは己が存在するにもかかわらず、新型MacのG4パワーに心を奪われ、あまつさえ身銭を切る度量もないままにはがき1枚で主力機を手に入れようとした私に、絶望してしまったのではないだろうか?
 (^-^;A
 引退の機運を察して、自ら身を引いたのか?
 アオガエルコンピューターのモニターの前で、せっせと応募はがきを書いたワシが犯人か?

 みなさん。
 Macは、この実例に見られるように、非常に人間的な振る舞いを見せますので、目の届くところで最新機種のパンフをちらつかせたり、最新機能をうらやましがるような台詞を吐いたりはしないようにしましょう。
 冗談で言っているのではありません。
 けっこう本当です。
 気をつけてください。

 まあ、こうなったら仕方がないです。
 修理してもらうしかないでしょう。
 命とられたわけでなし(大げさ)。
 症状を書いた紙を用意して、梱包材を用意して、さて、なにげにもう一度、パワーオンキーをプチっとな。
 ん?
「じゃーん」?
 なんと、MacOSの起動音が !!Σ( ̄□ ̄
 なんだ、なんだ、立ち上がるぞぉー?!?!?!?!
 アオガエルちゃん。復活しました(笑)。
 ヾ(´▽`;)ゝ
 わけわからん。
 心臓も止まっていたし、瞳孔も開いていたのにい。(^-^;A
 三途の川の向こうから帰ってきたよ。
 しかし、どうやって?
 (~ヘ~;)ウーン
*「戻ってきた、戦士達がよみの国から戻ってきた」
 ほんとかよ。
 納得いかないけれど、ま、いいか。(*^▽^*)
 これがMacなのよね。


 * 映画「もののけ姫」の中の台詞。森繁久弥が叫んでおった。






アオガエルコンピューターはお釈迦様にオナリ(ポックリ地獄編)
(2002.6.21)

大変な事態になりました。(;゚;Д;゚;)
どっきどっき。
落ち着いて聞いてください。
うちのWEB仕事の主力機、アオガエルことiMac333MHZが、ご臨終なさいました〜〜〜〜〜〜。
どっしー! Σ( ̄ロ ̄lll) 


 それはまさしく、絵に描いたように唐突な終焉でございました。
 突然モニタ画面がシャットダウンしたまま、電源が落ち、それ以後、起動ボタンを強く押そうが何度押そうがどの指で押そうが、うんともすんとも言ってくれないのであります。
 あああ。
 あああー!
 電源が入らないよ!
心臓が止まっちゃった!(i々i)
 や、やりおった〜!マジしゃれならん、ワイは知らんでほんま。(x_x)
 しかし、振り返れば、伏線はござったのであります。
 一週間ほど前から、ときおり終了がかからず、アオガエルちゃんも体調が悪いと訴えていたのです。
 私も元気になってもらおうと、再起動してみたりPRAMクリアしてみたりしたのですがダメ。
 ノートン先生に来てもらっても、戦士・ディスクウォーリアどんに来てもらっても原因はわからずじまい。
 仕方なくCDからシステムを立ち上げて終了しておりましたのです。
 それがこんなことに。
 どうしよう。
 どうしようもない。
 ガタガタガタ……。
 アオガエルちゃんには、まだバックアップ作業に入っていないさまざまなデーターが。
 バックアップしていないデーターが!
 ギョエ〜〜〜〜〜!!!!!!! (〇o〇;) !!

 くおっ……。
 ごぶッ……。

 ……だーれかー、たーすけてー。(ToT)






サッカー、日本代表ガンバリました(2002.6.19)

 ワールドカップサッカー、日本代表が負けてしまいましたね。
 昨日。
 キー、悔しい。
  。。(><。)。。
 ただいま遊絲社は、締め切りをふたつ抱えていてアップアップしているのですが、どれだけつらくともテレビの前の応援はかかさずおこなっていました(日記も途切れまくっております)。
 ブラウン管ごしに、純が勝利の念を送らないと、負けちゃうような気がして。(^-^;A
「アブナイー!アブナイー!うぎゃー!」
「いけー!いまだシュートー!……どわー!はずれたー!」
 (^-^;A
 試合の最後のほうは、
「勝ってえ、何でもいいから、勝っておくれー!」
 毎試合、終了後は念の送りすぎでグッタリ。(;´o`)
 トルコ戦は負け試合だから、疲れも倍増。
 しかし、どちらかが勝ってどちらかが負けるのだから、それは仕方のないこと。
 確かに惜しかったし悔しいけれど、結果ばかり追いかけると、いちばん大切なものを見失うです。
 試合内容がとても良かった。最後まで攻撃的に試合していた。押しに押して、しかし点数だけが入らなかった。
 選手の皆さんは、とても頑張ったと思います。
 かっこよかったです。
 日本代表がこんなに強かったなんて、世界はもとより、日本のサポーター多くも思っていなかったのではないでしょうか?
 純は、拍手を送りたいです。
 ありがとう代表選手の皆さん。
 そして、トルシエ監督、4年間ありがとうございました。

 純は、トルシエ監督の大ファンでして、これでお別れかと思うと、とても悲しい。
 ワールドカップが開幕する前、結果はどうあれ、日本のサッカーがここまでレベルアップしたのはトルシエ監督のおかげだったと純は思っていました。
 そして、ワールドカップが始まると、素晴らしい試合をして、結果もだした。
 トルシエ監督の、妥協しない心、自分の信じる理論を貫き通す精神力は、本当に素晴らしかったです。
 トルシエ監督のおっしゃった通り、この4年間は素晴らしい冒険でした。
 もう一度、ありがとうございました。
 ……。
 あー。
 でも、やっぱり、負けると悔しいなあ。(^-^;A
 …… そして、純の元に残ったのは仕事かあ。
 ふひー。
 ε- (^、^;






蛙の受難時代(2002.6.4)

 新聞によりますと、いま、世界中の蛙たちが、絶滅の危機に瀕しているのだそうです。
 世界中ということは、日本でも、ということなのだろう。
 あなた信じられますか?と、思わずヴォネガット口調になってしまいそうなお話。
 オゾン層に穴が開いて、強烈な紫外線が蛙ちゃんたちの頭上に降り注ぎ、それがデリケートな蛙たちの皮膚や卵をダメにしてしまっているそうです。
 あらあ、これまた人間が悪かったのね。(T△T)
 弟に言わせると、
「大航海時代は、まさに人類大後悔時代」
だそうだ。
 何でも、毎日約五十種類の生物が、絶滅し続けているているのだそうです。
 毎日ということは、1週間で350種類、1ヶ月で1500種類ですぜ!
 蛙の番が明日来ても、おかしくない?
 しかし、これは非常にショッキングな記事ではなかろうか?
 ドードー鳥とか、ステラカイギュウとか、日本狼とか、カワウソとか言われても、それほどピンとは来ないが、蛙となると、上から三番目くらいに身近な生き物じゃないですか。
 それとも今の子供たちはすでに、蛙やおたまじゃくしたちを、学校の登下校の合間に見かけたりしなくなっているのでしょうか?
 純は、自分のiMacにかえるコンピューターなる名前を付ける程度には蛙が好きなので、蛙の繁栄を(ときたま)願っているのです。

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